四日市市・合併特集
2004.01- 三重郡朝日町は四日市市にならず。
四日市・楠で合併する中に朝日町が入るかどうかを問う住民投票が、1月18日、朝日町で行われ、
70%以上の投票率で、過半数を超える票数が「合併反対」に入ったために、
朝日町は、今回、四日市市にならない事が決定した。
去年の町長選挙で新しく町長に選ばれた人が合併反対派。でも、合併推進派の流れを受けて
住民投票を行ったが合併しないという念押しをもらったこととなる。
四日市・楠としては、少しはもっと合併で増えて欲しかっただろうけれど、
合併の国の優遇される期限となる2005年3月がかなり迫っているために、
最後の機会となっていたのでしょうけれど、これで平成の大合併に朝日町は動かないことになった。
朝日町は、やはり財政難を抱えており、小学校立替をしなきゃやばい状態なのに、お金がなく
やれない状況が続いている。そこをどうやっていくのかがこれからの見ものになるのであろう。
とりあえず、やっぱ、今回の合併は、四日市と楠のこじんまりした合併になることがほぼ決定した。
でも、いきなりこれで朝日町合併と言われたら、段取りに困っただろうけど。
(2004.01)
2003.10- 金目当て? 四日市と楠、編入合併へ
ってそんなこといったらみんなから怒られそうですが、
合併特例法の期間中にとりあえずなんか合併しておきたい、という
四日市市と三重郡楠町の合併が本格化している。
すでにいつの間にか「法廷合併協議会」という具体的なことを話し合う協議会が10月から始まっており、
2005年3月(予定)の合併に向けて進んでいる。
決まっていることは、吸収ではなく「編入合併」であり、四日市の今の市庁舎がそのまま市庁舎となり、
楠町役場は「楠総合支所」とすること、そして、新市名は「四日市市」であることが決まっている。
他の詳しいことはこれから決まってくるようである。とりあえず合併特例法が2005年3月末までだから
とりあえずひっついて国からの支援をもらって、赤字団体同士の合併をやりくりしよう、という感じなんでしょうか。
でも、ホント目先の合併特例法でもらえる200億近いお金だけを思っているようで、
四日市と楠の会議で楠のほうから「楠がくっついたることで入ってくるお金やから全て楠の中で
使わせてもらわな困る」なんていう意見も出たほど。
(でも実はお金がもらえるのではなく補助されるだけです)
それはないとしても、人口比30:1のところで、その特例法の補助金は半々で使うそうです。
少なくとも、楠町民には「特例法でいっぱい金が来ますから、楠は裕福になりますよ」みたいな
合併説明会をしているようですし。楠町民は今から四日市市民になるわけで、税金は高くなります。
でも、5年くらいの猶予をみて徐々に高くなっていきます。
でも、もし合併しなければ国から補助が打ち切られてしまってすぐに税金が高くなってしまうことが
考えられるので、それよりかは5年くらいは安く済む、という計算高い(?)考えがあるそうです。
とかいいつつ大きな施設作ってますけど。
四日市市と楠町のみという、こじんまりした合併に落ち着いたようですが、
朝日町はこれから住民投票で、四日市と引っ付くかどうかが決まってくるかと思いますが、
亀山は関とくっつき、鈴鹿は出遅れていますが、そんな鈴鹿も将来的には先行き不透明な話もちらほら
出ているようですが、どうなるんでしょうね。
まぁ、この時代、どうなろうとあまりいい方向には進まなさそうです。
1年前には政令指定都市を目指していたのにとりあえず中核市の条件には近づきそうです。って程度ですが、
ほとんどの人が知らず興味を持っていないこの合併、いい結果が残るのでしょうか? (2003.10)
鈴鹿との合併問題(2002.12&4)
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