毎年5月第2土日の恒例の萬古焼の市である四日市萬古祭りが行われた。土曜も日曜も晴天に恵まれ、夜までたくさんの人でにぎわった。
今年から、販売だけでなく、絵付けや彫りなどもあり、体験場所のばんこの里会館もたくさんの家族連れなどでにぎわっていた。いつもどおり、川原町の道が歩行者天国になり、いろんな萬古焼製造元がテントを並べ、自慢の焼き物で出店する。店ごとに特徴があって、陶器の皿ばかりだったり、陶器の湯飲み、花器、小鉢、急須、そして置物など、それぞれの店によって置いてあるもの、見た目もぜんぜん違い、見ているだけでもとても楽しめる。
四日市萬古焼は、万古急須が地場産品として指定を受けており、紫がかった鉄分を含んだ急須は人気で、お茶とその鉄分と合わさっておいしくなるとか。また、土鍋も全国の80%以上のシェアを四日市が占めており、また蚊取りブタもほとんど四日市、花器(お花をいける陶器)も全国の70%以上は四日市の萬古焼だとか。全国には行き渡っているのに、あまり市民に定着していないのが現状のような気がするが、この萬古まつりは、毎年すごい賑わいで、この機会が、四日市市民と萬古焼という地場産品のいいふれあいの場所のようです。みなさんは、何を買いましたか?