2002年1月27日に三重郡楠町にて、選挙が行われた。
楠町長選挙と議員補欠選挙。
一見普通に見える二つの選挙だが、今回は、ちょっとおもしろい、、、と言っては失礼だが、
とても注目された(?)選挙になった。
まず、町長選挙。堀木町長の任期満了に伴う選挙であり、まぁ、もちろん、
現職町長と新人(市職員)の一騎打ちとなった。
しかし両方とも論点は同じ「周辺市町合併推進派」であり、合併特例法で2005年までに合併しないと
意味がないので、最後の町長選挙になる可能性が高い
(っていうか、鈴鹿市と四日市市の接着剤となって真ん中に居座ろうっていう感じ)。
そんな中で、誰もが、現職町長がそのまま勝つでしょう、、、なんて思っていました。
が、、、近づくにつれ、接戦だ、、、ということになり、また討論会などを見た町民からは、
新人の早川さんのほうが人がいい、早川さんが勝つ、、、なんていわれて来て、
なんと、新人の早川さんが、現職だった堀木さんを2倍以上の大差で破って初当選した。
町民の間からは、「金遣いが荒かったからなぁ」との批判も。それって、橋とテレビかな?
また、一緒に行われた補欠選挙。
まず、なぜ補欠選挙、欠員が出たかというのを説明すると、森川という議員が、飲酒運転で
事故をし、住民から辞職請求されそうになり、議員を辞職したために、欠員となった。
そして、立候補したのは、、、森川さんと杉野さん。・・・あれ?と思った人、そうなんです、
辞職したはずの森川さんが再度立候補。もう、わけわかんない。
そして、新人の杉野さんは、選挙公報には誤字がたくさん見受けられた(現実を「原実」とかね・・・)。
そんな二人の選挙、無効票を入れた、という人も多いようだが、結果は・・・
杉野さんの圧勝。やっぱり、森川さんの復活は認められなかったわけである。
しかし、「議員数を減らせば?」という話が盛り上がった選挙であった。