その三重県の北部に位置するのが、四日市市です。
四日市市は、日本で45番目に市(1897.8.1)になり、
三重県の県庁所在地も一時期ありました。
「三重」という言葉も、四日市の足洗池(四日市市御館)でヤマトタケルノミコトが、
「足が三重に折れるほど疲れた」と詠んだ歌からついたものだそうです。
だから、いまでも、三重県の中で1番、人口が多い街です。
四日市市とは、名の通り、四日に市場を開いていた所からつきました。
東海道が昔から通っていたため、宿場町として栄えていたのもあるでしょう。
その後は、港町としてもさかえ、現在でも、オーストラリアとの貿易港としては、
四日市港が、日本一です。羊毛などの輸入を行っています。
大入道は日本一のからくり人形、四日市のばんこ焼きの土鍋は日本で一番使用されているなど、
郷土文化も活発な街です。