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三重県四日市市に古くから受け継がれている独特の方言「四日市弁」を掲載します。
四日市弁は、近い名古屋より、大阪方面の言葉が混ざっているようです。 名古屋と四日市の間には、大きな河川(木曽・揖斐・長良川)があり、 それで、あまり人の行き来がなかったからでしょうね。
三重全体にいえることか、四日市付近かわかりませんが、 よく、「や」という文字が入ります。
「〜やで・〜やわ・〜やに(〜だよ)」とか、「やけど、(だけど、)」、 「〜やんねー?・〜やなぁ(〜だよね?)」「〜やんかぁ(〜でしょう?)」などなど。これは、どうも、別の地区の人が聞くと、語尾を乱していると感じるようです。
また、「〜やん」という言葉がありますが、 これは、肯定文・否定文・疑問文のいずれの語尾にもつきます。 したがって、この使い方が分からない人が聞くと、 とても混乱するようです。(「あれ、アムロやん。」→あれ、アムロだ。 「こんなん、できやんやん!」→こんなの、できないよ!) (普通、関西の方でも「やん」は使いますが、和歌山を除き「否定」の意味は ないそうです。ただ、3文字の否定「こやん」(こない)、「しやん」(しない)は言うようです。 また、なにか、福岡の久留米の方でも、この言葉、聞きましたが)
ほか、語尾に「〜へん」とつくときも多いです。 「〜しやへん?」(〜しない?)といって、何かを、人に誘うときに使います。 それから、語尾に「け」がつくことも多いです。「これでええけー?」とか「晴れるけー?」などと よく「け」で終えることも多いのも特徴のようです。
また、「〜しな」と人に勧めるときにも要注意。 「〜やんな」は、「やん」のあとに「な」がついたものですが、否定ではなく、命令じみた勧める言葉か、 同意を求める疑問文です(「はよ宿題やんな!」→早く宿題しなさい)。 「〜したんな(してあげましょう)・〜をやったんな(やってあげましょう)」などと使います。
また、人を呼ぶとき、「ねーねー」などというときは、 「なーなー」と呼びます。やっぱ、これ、三重くらい??
また、接続語で、「それで」のことを「そんで」「ほんで」などといいますし、 「だから」を「やから」「ほやから」「そやもんで」「そんやで」「そんやから」などといいます。
さいごに、このあたりの方言からか、風土からか、 敬語が使われる事が少ないです。 四日市あたりでは、みんなそうだから、気にならないかもしれないですが、 もし、四日市の人が外に出ると気になるそうです。 付近の人で、四日市出身で敬語が少ない人には怒らないでね・・・。ここの特色なんです。 また、自分で、もしかしてって思う人は、がんばって敬語を使うようにしましょう。 どうも、この原因は、最初の方に言った、「〜やなぁ」とか「〜やんかぁ」とか「〜なん?」とか語尾を乱すところではないか とのご指摘です。 いわれるまで僕も気づきませんでしたので、言われる前にがんばって直しましょう(特に四日市以外で生活する四日市出身者の方へ)。
でも、最近は、新しい団地や、テレビなどの普及により、方言がだいぶ薄れてきたという指摘もあります。 また、テレビからか、大阪弁の普及がそうとうおおいですね。
四日市弁調査、「放課」?「業間」? みなさん、たくさんのご投稿、ありがとうございました!!
やっぱり、業間マラソンは存在していた!?
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