長島と聞けば、みんな真っ先に思い浮かべる、「ナガシマスパーランド」。
そう、あの遊園地がある町だ。
また、「長島温泉」という人も言うだろう。そりゃ、「温泉」=「スパー」だからそうなんだけど、
長島では温泉がでており、ナガシマスパーランドの中には、大きな温泉施設もある。
他にも、結婚式も出来るホテルや旅館などもある。
ナガシマスパーランドは、言わなくても知っている人も多いだろう、
東海地方では一番大きな遊園地である。中には、ナガシマスパーランドは愛知県だと思いこんで
いる人もいる。いやいや、れっきとした三重県である。
入場者数は、遊園地としては、全国で5本の指にはいるらしい。
オーロラと呼ばれる100mの大観覧車や、ホワイトサイクロンという木製コースター(速さは全国で10位以内)、
ワイルドマウス(ころころ動くコースター)や、逆フリ―フォールは75mの高さがある3連で日本では一番、
もちろん、フリーフォールも、急流下りも、大バイキングも、シャトルループ(一回転するコースター)も
お化け屋敷もスペースシャトルもなんでもある。
また、温泉では演歌系の有名な人が毎週来ているし、ラジオなどのイベントや年末年始カウントダウンも。
夏には、海水ジャンボプールが開かれ、えらいたくさんの滑り台などもある。
大きさはどんどん拡大されている。
また、同じ長島観光開発が経営しているのが最近出来た「なばなの里」。夜10時まで営業していて、
ベコニアガーデンなどの植物園や、地ビール販売などの飲食物販売など、
ナガシマスパーランドに比べるとゆっくりとまわれる高齢者向けの施設と言える。
また、その「なばなの里」の横にあるのが、全国的に有名になった「長良川河口堰」。
アクアプラザながらとかいう施設をその横に作って、この河口堰の意義を主張しているが、
貝のしじみが死滅、長良川特有のサツキマスもほぼ死滅。この状態で、環境対策十分と言えるか。
また、作ると言い出した昭和30年代とは変わった周りを見て欲しい。
「塩害を防ぐ」という目的のこの堰、堤防がしっかりした今、長島町の水田に
海水が逆流するという塩害は、起こっていない。
建設省のGOサインだけで作られたこの河口堰、当時大蔵大臣だった故K丸さんの独断で
決まったのだろうという市民もいる。
このミスを認めて、全国にまだこりずに作ろうとしている河口堰建設を止めてもらいたいものである。